イスラム国殺害脅迫 :: 2015/01/22(Thu) |
「イスラム国」日本人殺害脅迫・・・ 過激派「イスラム国」が、 「72時間以内に2億ドルを支払わなければ二人の日本人を殺害する」と日本の総理大臣を脅迫・・・ 日本政府がネット上のビデオ声明を確認した時刻を72時間の起点とした場合、 支払いのタイムリミットは1月23日午後2時50分ごろ・・・ 平和ボケの我々には何ともショッキングな事件である。 簡単に言えば、欧米とイスラムの対立に日本が巻き込まれてしまった・・・ということになるのだろうか? 日本人が表面的にこの事件を見ると、明らかに「イスラム国」のテロ行為!悪いのは「イスラム国」ということになるのだが、 歴史の流れから見た場合、なかなか判断が難しくなってくる。 というのは欧米とイスラムには血なまぐさい対立の歴史があって、 どちらが善で、とちらが悪か、その判断が難しいからである。 たとえば、アメリカには元々先住民がいて平和に暮らしていたのだが、 ある日、白人が海を渡ってやってきて、最終的には先住民たちを武力で制圧して、 自分たちの国にしてしまったわけで・・・ 先住民から見れば、コレはテロ行為なんてレベルではなくて、明らかに侵略行為。 ま、白人(欧米諸国)ってのはこういう侵略行為を繰り返して、自分たちが肥え太ってきた。 強盗が武力で弱者から金を巻き上げて、しこたまため込んで、 金にあかして、おっきな家を建てて、キレイな服を着て、 紳士気取りで弱者たちの上に君臨してきた。 で、圧制に耐えかねた弱者たちが武器を取って反抗すると、 正義ヅラして「暴力はいかん、テロは許さん」と正論を述べて、 もっと強大な武力で反乱軍をねじ伏せてきた・・・、ということです。 つまり「イスラム国」のテロ行為は、 強大な武力を有する欧米の侵略行為に対するささやかな抵抗なのではないか? という考え方もできるということなのだ。 「窮鼠ネコを食む」!、とことん追い込まれたらネズミだって反撃する。 そういうものではないだろうか? 欧米側に立って見ればイスラムは非道に見えるけど、 イスラムのほうから見れば欧米のほうが非道に見えている。 今後はこういうことも考えながら、 じゃあ、日本はどうするべきか? 私たちはどうするべきか? 私はどうするべきか? 考えていく必要があると思う。 でないといつまで経っても真の世界平和は訪れないだろう。
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大地を枕に-元気ですか? 僕は元気です。- |
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Author:大和春道 |
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