今月後半に５連休（５／２２～５／２６）を取った。
瀬戸の海が俺を呼んでいる！ような気がして、瀬戸内海ツーリングを決行してきました（＾＾）

２０代のころ車で広島や四国をひとり旅したことがある。
そのときに千光寺公園から見た尾道の海が忘れられない。
あの感動をもう一度ということで、
一昨年バイクを買ってから、もう既に三回ぐらい訪れている・・・（＾＾；
でも日帰りだったり、通過点に過ぎなかったりでイマイチ堪能できなかった。
今回はバイクに乗る楽しみよりも観光を優先したいと思った。

毎度のことながら、今回もほぼ無計画の行き当たりばったり。
メインテーマは「しまなみ海道の島巡り」。
で、裏テーマはスピリチュアル系の某氏の講演を聞きに行くこと。
某氏の講演が岡山市で行なわれるのを知り、
聞いてみたいなと思ったけど、それだけの理由で岡山市まで行くのは・・・つらい（＾＾；
で、瀬戸内海ツーリングとセットにすることにしたのだ。

通常の場合、目的地まで下道を通って行くのだが、今回は観光も優先したかったので、
フェリーや有料道路を利用するつもりだった。
いつもなら、大阪経由の陸路だが、今回はまず和歌山港からフェリーでお隣の徳島市に渡ることに。
んで、即、有料道路に乗って、しまなみ海道の入り口愛媛県今治市までノンストップ。
う～ん、楽ちんだ（＾＾）。
それにこのコースを取ってみて実感したのは、遠いと思っていた尾道は、案外近いってこと。
和歌山市徳島市間はフェリーで二時間。その間は仮眠タイム。
徳島市から”しまなみ海道”の根っこの愛媛県今治市まで約１８０キロぐらい。
僕にとっては、しまなみ海道までくれば、もう尾道まで来たのと同じような感じですから（＾＾；
これが大阪経由の陸路だと果てしなく遠い気がするのだ。
前に下道を走って行ったときは、大阪や神戸あたりの渋滞で、時間と体力と気力を奪われてしまって、散々な目にあったものである。 

 



前々から気になってたんだけど、
南海フェリーで目的地到着前に流れる曲・・・
思わず立ち止まって耳を傾けてしまうんだよな（＾＾；
今回のツーリングでは特に染みたので調べました。
宝子（たからこ）の「海のむこうに」という曲で、
南海フェリーのテーマ曲だそうです。
う～ん、既に売り切れ状態で・・・（泣）
僕は名曲だと思います。早く再販を・・・

（以下↓　２０１４．５．２８追記）

ということで先ずは南海フェリーを目指すことに。
５／２１、仕事を終えて、出発の準備をして、休息をとってから、車庫に向かった。
休暇は２２日からだが、実質的には前日の仕事終了時から休みは始まっている。
ダブロクに荷物を積み、午前２時４０分のフェリーに間に合うように出発した。
といっても、和歌山港まで３キロほどだ（＾＾；
あっという間に着き、待合室で文庫本を読む。

真夜中ということもあるが、ほとんど客がいない（＾＾；
お遍路さんたちが数名、サラリーマンが一名、旅行者が何組か、
トラックの運ちゃんたち・・・
バイク乗りは私だけ（＾＾；
生き残れるのか、南海フェリー・・・
頑張れ、南海フェリー！

南海フェリーに来ると高野きららと阿波野まいに会えるぞ！
左が和歌山生まれ和歌山育ちの高校二年生・高野きららで、
右は和歌山生まれ徳島育ちの高校二年生・阿波野まい。
二人は幼なじみだ！
南海フェリーに行けば彼女たちが出迎えてくれる。
こんなうれしいことはない！（＾＾；

 

それに宝子の「海のむこうに」が聞けるぞ！
この歌を聞くためにフェリーに乗ったというツワモノもいるんだ（＾＾；
みんなは聞きたくないのか！？
南海フェリーに問い合わせると、まだＣＤの在庫があるそうだ。
ちなみに私は昨日買って来ました（＾＾；
みんなも急げ！

・・・・・・早朝５時ごろ徳島市着。
そこからは高速の徳島自動車道に入り、降りてからは下道を走って今治市。
そしてしまなみ海道。
いい天気だ（＾＾）　
瀬戸の海を心行くまで楽しむとしよう！

 
愛媛県と広島県の境目ぐらいの海の風景

何となく生口島（いくちじま）で降りてみた。
ダブロクでぶらぶら流してると、平山郁夫美術館ってのがあったので寄ってみた。
←こんな感じの絵を書く人で、あ～、なんとなく知ってるって感じでした（＾＾；
美術とかまったく興味なかったから何にも知らないのだ（＾＾；
でもツーリングに行くようなってからは、時間があれば入るようにしている。

 
平山郁夫美術館の庭に咲いてた花。
花の名前なんか知らないので、ネットで調べてみた（＾＾；
月見草と思われます。

尾道に到着したのは昼の１時ごろだったと思う。
ちなみに僕はグルメじゃない。
コンビニのおにぎりとか吉野家で十分満足できる人間だ。
だから、パッと思いついたのは尾道ラーメン（＾＾；
駅前をぶらぶらして、とあるラーメン屋にはいった。
が、期待はずれだった（＾＾；
うまいラーメン屋があるらしいが、下調べしてなかったので・・・・・・
失敗しました（＾＾；

尾道探索は翌日の２３日にすることにして、
とりあえず竹原市の重要伝統的建造物群保存地区に行ってみることに。
ここは２０代のころ訪れた懐かしい場所だ。
”安芸の小京都”と呼ばれていて、古い町並みがとてもいい雰囲気。
最近では「たまゆら」というアニメの聖地としても人気があるようだ。

安芸の小京都・竹原



 
アニメオタクではないが、ツーリングでは、
撮影することにしている。
聖地巡礼の証しとして説得力がある（＾＾；

（以下↓　２０１４．５．２９追記）

竹原では重要伝統的建造物群保存地区をサラッと歩いて、すぐに尾道方面に引き返すことに。
今回も当然、旅館等に泊まるつもりはなく、ネットカフェで仮眠するつもり。
でもやっぱり尾道ではネットカフェを発見できず、通り過ぎて、福山市のネットカフェに泊まることになりました。

翌日の早朝、尾道に引き返し、ロープウェイは使わず、徒歩で千光寺公園に登る。

 
坂の町・尾道。狭い路地はまるで迷路。
ぶらぶら歩いてるだけで、それなりに楽しい（＾＾）

 

 
尾道はネコの町でもある（＾＾；
千光寺公園に登るまでにたくさんの
にゃんこたちに出会いました。
このにゃんこ、かわい過ぎ（＾＾）

 
艮神社。樹齢９００年のくすのきが圧巻。
「時をかける少女」のロケ地としても有名。
千光寺公園のロープウェイはこの真上を通ってる（＾＾；
いいのか！？（＾＾；




これこれ！この風景はホントに胸にせまるものがある。
蛇行してるのは川ではなくて海。
中国の人がこの尾道水道をみて、「日本にも
大きな河があるんだな！」と感心したらしい（＾＾；
手前の町並みは本州で、
対岸の右手が向島。その向こうにもたくさんの
島々が連なっていて、四国の愛媛県まで続いてる。
そこの橋を架けたのが”しまなみ海道”

千光寺には、鎖につかまって岩場を登っていく石鎚山鎖修行というのがある。
しかし、だれもチャレンジしないようなので、旅の恥はかき捨てだ、やってやろうじゃないの！ということで登って来ました（＾＾；。　カバンが邪魔で悪戦苦闘しましたが、なんとか頂上に立つことができました。

しかし暑い！ということで、千光寺公園の売店でソフトクリーム。
千光寺は桜の名所なので”桜ソフト”・・・、時期ハズレなのだが・・・
ちなみに、ツーリング先ではご当地ソフトを必ず食べることにしている。

それからバイク屋さんに電話。
今回のツーリングで唯一下調べしておいたバイク屋さん。
バイクのレンタルをしているそうだ。
もし雨が降ったら馬鹿らしいので、予約しなかったのだが、
本日は晴天なり！
朝一番なら、きっとレンタルバイクも残ってるだろう。
なぜ、ダブロクで来てるのに、別のバイクを借りるのか？

それはこういうわけだ。
通称”しまなみ海道”の正式名は”西瀬戸自動車道”。
つまり、歩行者や自転車、１２５ｃｃ以下のバイクは通行できません。
でも、島々に架けられた橋には、歩行者・自転車専用の側道が設けられていて、
５０円か１００円で渡ることができるようになっている。
で、うれしいことにソコを１２５ｃｃ以下のバイクも通ることができるのだ。
大型のバイクで島々を巡るのは、ちょっと面倒くさい。
でもスクーターなら小回りが利いて、どこへでも入っていける。
実に素晴らしいことではないか！



（以下↓　２０１４．５．３０追記）


バイク屋さんに聞いてみると、ホンダのスクーターpcx１２５が空いてるというので、それに決定。
右の写真のバイクがそれです。
これを８時間借りて”しまなみ海道”の島々を巡ってきました。
往復で１２０キロ以上、各島をグルグル走るので、最終的に１８０キロぐらい走ったかな

 


こんな感じでのどかなもんです（＾＾）
賽銭箱みたいな料金箱があって、
そこにお金を各人が勝手に入れていくシステム（＾＾；
監視カメラらしきものがあるのですが、
入れずに通り過ぎる不届き者もいるだろうと思います。
ちなみにお釣りが出ません。
僕は５０円玉切れで、ちょっと損してしまいました。
行くときは５０円玉を多めに用意しましょう（＾＾；



これは確か多々羅大橋。広島県と愛媛県の県境です。
確かこちら側が愛媛県の”神の島”・大三島。
向こうの島が生口島だったと思います（＾＾；


 
どこかに咲いてた花。
たぶん金鶏菊と思われます（＾＾；

 
愛媛県の一宮、 大山祇（おおやまづみ）神社。
三島神社や大山祇神社の総本社だそうです。
大三島が「神の島」と呼ばれるのは、
大山積神（おおやまづみのかみ）の鎮まる島だから。
有名なパワースポットで
普段は参拝者や観光客で賑わっているらしいのですが、
私が行ったときは二組の観光客と私だけでした（＾＾；
おみくじは「凶！」でした（＾＾；

 

往復して尾道に戻ってきたのが５時半ごろ。
バイクは７時まで借りてるから、少し時間がある。
で、リベンジ。うまい尾道ラーメンを探してみよう！
ちなみにラーメンなら毎日でも食べていい人間です（＾＾；

スクーターで尾道を駆け回ったが、これはと思う店がない。
私的には、ちょっと小汚い店のほうが趣があって好きなのだ。
結局あきらめて、バイク屋さんに戻って、ダブロクに乗り換えました。
バイク屋のお兄さんに「うまいラーメン」情報を聞くと、
一番うまい店は、既に閉まってると言われてしまった（早っ！（＾＾；）

「でも、ここからちょっと行ったところに三番目にうまいラーメンを食べさせる中華料理屋がある」と言うではないか！
よし、じゃあ、尾道を旅立つ前にその第三位のラーメンを食べることにしようではないか！

これが第三位（お兄さんランキング）の「萬来軒」。バイク屋からほんのちょっと行ったところです。
私が入ったときはガラガラで、「あれ？人気ないのかな？」っと一瞬思ったが、
４、５分経つと、どんどんお客さんが入ってきて、ちょっとびっくり。
ここのは確かに旨かったです
バイク屋のお兄さん、いい店を教えてくれてありがとう～（＾＾）
しかし、こうなってくると第一位と第二位が気にかかって仕方がないよ（＾＾；

（パート２に続く（＾＾；）